6月に百名山の谷川岳に登ってきました。天神平駅からのコースはロープウェイで1,319mまで行けるので、トータルで登る標高が850mほど。手軽に登れるものの、やはり危険箇所の多い山だと感じました。今回は谷川岳の登山レポです。
今回のルートと所要時間
今回は都内から前日の夜に移動。ロープウェイ乗り場にある、駐車場の１階で車中泊をしました。夏の夜間の立体駐車場は1階しか入れないと聞いたため入れるか不安に思い行きましたが、このときは24時着でも余裕！駐車場の敷地内にはキレイなトイレや更衣室もありました。料金の支払いは出るときでOKです。
ちなみに車中泊なので音や光で寝られるか不安でしたが…8時近くまで寝てしまうほど、ぐっすりでした（笑）。ただ、明け方から駐車場内の電気はつくので、気になる方はアイマスクがあるといいと思います。
ロープウェイは並ばずに乗ることができ、山頂までは15分ほど。高所恐怖症にはめちゃくちゃ長い…。往復で3,000円というなかなかのお値段でした。谷川岳（トマの耳）は標高1,963m、谷川岳（オキの耳）は標高1,977mです。
8時45分に山頂の天神平駅に到着！お昼を食べなかったので、4時間半ほどの山行になりました。
8:45 天神平駅からスタート→9:20 熊穴沢避難小屋→9:55 天狗の留まり場→10:30 肩の小屋→10:40 谷川岳（トマの耳）→10:50谷川岳（オキの耳）ちょこっとだけ休憩→13:10 天神平駅に下山
まずは天神平駅から避難小屋まで！
ロープウェイに15分ほど乗り、天神平駅に到着です。こちらにもキレイなトイレがあるので、ここで準備をしてスタートすることもできます。この日は見事な快晴！
目の前に標識があります。ちなみにここからリフトに乗ることもでき、もう少し上の天神峠まで行くことができます。天神峠は山頂までの登山道からは少し外れているので、リフトに乗っても登山道に合流するには少し下る必要あります。
スタート地点には安全登山の鐘が！無事を祈って、登山前に鳴らしました。
最初はこのようななだらか道です。最初は日差しを遮るものがないので暑い…。
少し行くと木道になるので、歩きやすいです。
途中で谷川岳の山頂が見えます。近いようで高い！先は長そうです。
途中このように鎖があるところもありますが、掴まなくても歩ける程度のレベルです。
30分ほどで避難小屋に到着です。ここまでは急登などはなく、なだらかで歩きやすいです。
しかしこの避難小屋が冬は埋まってしまうというので、びっくりですね。
いよいよ本格的な登りがスタート
谷川岳の登りは避難小屋から始まります。避難小屋を出発すると、すぐにこの急登！鎖があるところも多いです。
ハシゴや足場の悪い場所も徐々に増えてきます。
段差の大きいゴツゴツの岩場。避難小屋までと比べて、道がガラッと変わった印象です。
少し進むとこの稜線の景色！向こうのほうは仙ノ倉山や平標山みたいです。
ググッと30分ほど歩くと、天狗の留まり場に到着！岩の上からは絶景が見えるそうです（疲れた＆高所恐怖症で登れず）
天狗の留まり場はスペースがあるので、休憩するのにおすすめです。ここでしっかり休んでラストスパート！
ここから肩の小屋までの間に、6月はまだ雪が残っていました。距離としては本当に短いのですが、角度はまぁまぁ…・それでも登りは足跡を辿ったりロープを掴めば登ることはできました。
が、帰りはかなり滑ります。実はアイゼンを持って行っていたのに面倒でつけずに下山したところ…滑って滑って最後岩場で大転倒しました。大あざがお尻や足にできてしまい、下手したら本当に折れていたと思います。みなさんもお気をつけください。
肩の小屋に着けば山頂はもう目の前！
雪渓を越えるとすぐに肩の小屋です。こちらでは帰り、バッジを購入しました。ドリンクや食べ物なども買うことができて便利です。田中陽希さんのサインもありました。
ここから山頂までは10分もかかりません。
まずは手前のトマの耳です。雲が上がってきてしまった！早くオキの耳に行かなくては！
一番高いところがオキの耳です。こちらも10分かからず到着します。
なんとか雲がかかる前に着いた？
山頂からは絶景です。が、少し雲がかかってしまいました。こちらの山頂付近でお昼を食べている人が多かったです。今回は時間も早かったので、食べずに下山！
雪渓で転んだため、帰りはめちゃくちゃ時間がかかりました。
天神平駅にはレストランがあるので、そちらでラーメンをいただきました。谷川の水も無料で飲めて美味しかったです。5時間以内で登れる山ですが、さすが高い山だけあり危険な部分もありますので、みなさんもお気をつけください。
