今回、紹介するのは山梨県の昇仙峡にある弥三郎岳⛰️こちらはロープウェイで行くため、登山というよりは観光のついでに立ち寄れるようなスポットです。
大きな最寄り駅は甲府駅で、車であればロープウェイ乗り場まで直接行くことができます。バスだと甲府駅から45分ほど(冬季は昇仙峡口で乗り換えが必要)。昇仙峡滝上というバス停から、歩いて3分ほどの場所にロープウェイ乗り場があります。
まずはロープウェイに乗って山頂へ!
周辺には昇仙峡渓谷などの観光スポットも多いエリアです。弥三郎岳に行くには、こちらの昇仙峡ロープウェイに乗車します。1階には売店や休憩所も。ロープウェイは15分に1本運行しています。
山頂までの時間は約5分。中間地点でもう一機のロープウェイとすれ違います。ロープウェイの前にはキャラクターの「福仙人」、福ちゃんとゆめちゃんがそれぞれ描かれています。
山頂には八雲神社や約束の丘、和合権限など見どころが多いのですが、降りてすぐに目に飛び込むのが富士山🗻「浮富士広場」と呼ばれる場所で、目の前に大きな富士山を見ることができます。スマホスタンドもあるので、富士山といっしょに記念撮影することも可能です。
いよいよ弥三郎岳に向けてスタート!
「浮富士広場」のすぐそばに看板があるので、弥三郎岳の方角はすぐにわかります。20分なのですぐに着きそうです。すでにこの場所で標高1,058mあります。
しばらくはこのようななだらかな道が続きます。足元が石になっているところもあるので、滑らないように注意!
5分ほど歩くと、展望台があります。岩の上に登ってみると…
素晴らしい景色を見ることができます。南アルプスの方角なので、北岳や鳳凰三山などでしょうか。5分歩いただけでこの景色とはすごい!
展望台からはちょっと山道っぽい景色になります。観光ついでとはいえ、少なくともスニーカーでは来た方が良さそうです。
途中でおそらく目的地の弥三郎岳っぽい岩場が見えます。
しばらく山道を歩いていると、突然岩場の間に階段が現れました。岩と岩の間に、木を挟んでいるような感じですごい!
さらにこのようなハシゴまで!これはなかなかハード!壊れているところもあるので慎重に登りますが、ヒールのあるような靴はおすすめできません。
空が見えてきました。階段は岩の上まで続きます。
あともう少しで山頂です!
弥三郎岳の山頂に到着!
山頂からは360度、周りを見渡せます。こちらは甲府盆地。
山頂は大きな一枚岩の上のような場所で、その上からは先ほども見た南アルプスが見えます。
そしてもちろん富士山も。富士山からの龍脈が、金峰山を経由して弥三郎岳頂上に流れているといわています。そのため弥三郎岳の山頂は、パワースポットと呼ばれているそうです。山頂はあまり広くありませんが、このときは誰もいなかったためしばらくのんびりすることができました。
帰りは来た道と同じ道を戻ります。ゆっくり休憩したので、往復で1時間ほどかかりました。足元が悪いところはあるものの、登山をしない人でも絶景を手軽に楽しめるスポットとしておすすめです。