最初は運動着だった! 登山デビューの話

登山レビュー
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今ではモンベルや石井スポーツにお金をせっせと落とし、色々な装備を持っていますが、登山デビューは山ナメが激しい格好でした。

確かに山歩きの際に装備をしっかりすることはマストですが、交通公共機関のある初心者向けの山であれば、最初からフル装備する必要はないかなと思っています。今回は、私が登山デビューしたときの山行になります。

登山デビュー〜登山グッズ購入まで

デビューはお決まりの高尾山!

私が登山デビューをしたのは、2020年の夏の高尾山。そう、コロナ禍でどこにも行けず運動したかったという、よくある理由でした。6月頃にリフトを利用して高尾山の山頂へ行き、下山にもリフトを使用。

今思えばわずかな登りですが、当時は「リフト乗り場からよく歩いた〜」と満足感にひたっていました(笑)。格好はサロペットに運動靴という、山ナメを強調した服装でした。

高尾山は中腹までリフトとケーブルカーがあるため、非常に初心者に親切な山。中腹からだと道もきちんと舗装されていて、山頂まで30分もかかりません。またリフトやケーブルカー乗り場〜山頂までに間に、高尾山薬王院という寺院があり、お参りのために来る人も。

要所要所にトイレもあり、山頂には売店も。帰りもリフトやケーブルカーを利用できるので、疲れていても楽に下山することができます。実際に子ども連れの家族も多く、登山というよりも観光に来ている人が多く見られる山。まさに登山界のエントランスホールです。

最初は普段着に運動靴だった

私自身が一応、登山と呼べるほどの山歩きをしたのはその1ヶ月後。高尾山の麓から山頂まで、リフトやケーブルカーを使わずに登った山歩きでした。体を動かしたかったのと、「高尾山くらい余裕でしょ!」という、軽い気持ちからスタート。

高尾山にはいくつかのコースがありますが、このとき選んだのは6号路。夏で暑かったため、川沿いを多くある歩けるこちらにしました。山頂までも1時間ちょっとで着きます。

格好はユニクロのTシャツ、デニムのショートパンツ&レギンス、チャムスの普段使いのリュック、ランニング用スニーカーという、登山グッズがひとつもない状態。結果としてもちろん登ることはできましたが、基本的にアスファルトの道ではなく登山道なので、少なくともスニーカーで行く必要があると感じました。このルートでは、びっくりすることに靴を手に持ち、裸足で下山する人を見かけたことも。

私はこの高尾山がきっかけで登山に目覚めましたが、やはり始めるかもわからないのにフル装備を揃えるのは難しい。最低限必要なのは、足場が悪い場所でも歩きやすいスニーカー、両手をあけるためのリュックだと思いました。

そしてリフトやケーブルカーなど公共の乗り物があり、下山時など疲れたときにそれらを利用できる山。ビジターセンターや施設があれば水や食べ物も買えるし、なにかあったときに相談できるので安心だと思います。

ただ高尾山とはいえ、怪我をするときはする! 私は登山を初めて1年経った頃、下山中に6号路の階段から落ち、全治1ヶ月以上の捻挫をしました。危険レベルの低い山だから怪我をしないわけではない! あらためて注意が必要だという戒めになりました。

最初に買ったのはリュックと靴

これからもう少し登山をしていきたと思い、まず買ったのはリュックでした。チャムスのリュックは、物はそこそこ入りますが普段使いしているもので、登山リュックよりも重い…。背中部分に通気性もないため蒸します。

初めて悩みに悩んで買ったリュックはカリマーの20ℓですが、その軽さに感動したのを覚えています。やはり登山リュックとふつうのリュックでは、全然違う!今でも荷物が少ない日は、このリュックを愛用しています。お気に入り登山グッズのひとつです。

そして靴も登山ショップに行き購入。ノースフェイスの初心者向けモデルを買いましたが、石や岩のある道も歩きやすくなりました。なによりランニングシューズに比べて、疲れにくいですね。このふたつは今でもお金をかけてちゃんとしたものを買う必要があると、感じています。

初期のウェアはワークマプラス

ウェアに関しては、もちろん通気性など考えるときちんとしたものを買うべきですが、費用のことを考えると後回しに…。実は寒くなるまでTャツはユニクロ、パンツもテニス用で粘っていました。

ただ必要性の高いレインウェアやスパッツなどの購入で、最初の頃にお世話になったのはワークマンプラス。モンベルやノースフェイスの方がデザイン的には魅力的ですが、やはりコスパの良さがすごい! 機能性も高く、よく利用しました。スパッツや冬用の靴下は、今でもワークマンプラスを使っています。

もしいきなりすべて買い揃えるのが難しい…という人は、比較的買いやすいワークマンプラスで、最初はウェアを買うのもおすすめです。私はそこから徐々にモンベルに移行していきました。

山レベルに合わせた装備を!

私の場合、装備購入も、山のレベルも、年月をかけて徐々に上げていきました。今後も飛躍しすぎずに、徐々に揃えていこうと思います。

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