登山に行く主な交通手段として車、電車、バスなどが挙げられます。都内在住の我が家は車を持っていたいため、公共交通機関に頼ることがほとんどです。
ただ山って都心から近くはないので、交通費も安くはない…。毎週末、出かけていればそれなりの値段がかかります。
そこで私自身が少しでもお得だったなと感じた、電車での交通費のやりくりを今回は紹介します。
ポイントや割引をうまく利用する!
えきねっとでJREポイントを貯める
東京から山梨や長野方面に行く際に、よく利用するのが「あずさ」や「かいじ」などの特急列車。ローカル線で行くよりも早いし、予約をすれば座席も確保されるのがメリットです。
ただ交通費にプラス、指定席料金がかかるため、頻繁に使うとなかなかの出費に。ならば、その出費をポイントに還元するのがおすすめ!
JRできっぷを購入すると、利用額に応じて「JRE POINT」を貯めることが可能なのですが、高いポイント還元率を狙うならWEBサイトの「えきねっと」で購入しチケットレスを選択するべき。
この場合、利用額の5%がポイントとして還元されるので、指定席料金が3,000円であれば150円分がポイントとして戻ってきます。またチケットレスを選択することで、「あずさ」や「かいじ」などの特急列車であれば100円割引が適応。
これらはJR東日本の新幹線でも利用が可能。新幹線はポイント還元率が2%ですが、早めに予約すれば「トクだ値」という最大50%OFFの値段で、チケット購入できる場合もあります。
利用時の注意点は、JRE POINT WEBサイトで会員登録をして、自分のえきねっと「JRE POINT会員番号」を連携させておくこと。これができていないといくら利用しても、ポイントが貯まりません。
JRE POINTはほかにも
- JRE POINT加盟店での買い物(JRの駅ビルなどではほとんど貯まります)
- Suicaの利用
で貯めることが可能。
貯まったポイントは
- JRE POINT加盟店で買い物(通販もあり)
- えきねっとで座席をグレードアップ
- Suicaへのチャージ
- 商品と交換
で使えます。気がつくと思ったよりもポイントが貯まっていることもあり、登山の帰りに駅ビルで豪華な夕飯を買えることもありました。
丹沢・大山フリーパスを利用
こちらは有名なため、使ったことがある人も多いかもしれません。都内から丹沢方面の山に行くときにおすすめ!
2日間有効の切符で例えば新宿駅から利用すると、1,560円で
- 新宿〜本厚木駅-渋沢駅の1回往復
- 本厚木駅-渋沢駅の区間、期間中乗り放題
- バス指定区間乗り放題
- 大山参道や周辺で優待・割引が受けられる
の利用ができます。プラス960円で大山ケーブルカーも乗り降り自由に。
本厚木駅-渋沢駅区間には、塔ノ岳、鍋割山、丹沢山、大山、高取山など、駅からバスを利用して行く山が多数! また本厚木駅-渋沢駅の区間が期間中乗り放題のため、帰りに途中下車をして温泉や食事をして帰ることもできます。
個人的にはこのフリーパスは、沿線に前泊するときに特に活躍! 塔ノ岳への登山口があるヤビツ峠に行くバスが秦野駅から出るため、秦野駅に前泊。
前日はホテルに荷物を置いてから本厚木に名物のシロコロを食べに行ったり、秋は大山の紅葉のライトアップ見に行くことも。下山後は途中下車で鶴巻温泉に寄って帰ります。
乗り放題をうまく利用すれば、かなりお得になるチケットだと思います。
お出かけ前に一度確認を!
1回ずつの活用ではわずかですが、頻繁に山歩きをしていると意外といい金額やポイントが貯まります。こちらの方面に出かける際には、ぜひ活用してみてください。